トムパパの好奇心日記

日常の中で見つけた小さな好奇心を、トムと一緒に楽しんでみませんか?

【パパ237日目】赤ちゃんは感触を覚えている?人工芝バリケードで気づいた我が子の学び

ハイハイ期に経験させたいことを調べている中で、

「裸足でさまざまな感触を経験することは大切」

という話を目にしました。

確かに考えてみると、大人は毎日当たり前のように歩いていますが、赤ちゃんにとっては床の感触ひとつひとつが新しい発見です。

そんなことを考えていた矢先、我が家でちょっと面白い出来事がありました。

ハイハイが始まると家中が冒険の舞台

最近の我が子はハイハイが絶好調。

昨日まで行けなかった場所へ、今日は当たり前のように進んでいきます。

親としては成長を感じる一方で、困ることもあります。

そのひとつがコード類。

充電ケーブルや家電のコードが気になるようで、見つけると一直線です。

さらに、そのコードエリアを越えると台所へ侵入できてしまいます。

これは何とかしなければ。

妻が考えた作戦

そこで妻が持ち出してきたのが人工芝のマットでした。

そういえば以前、ショッピングモールの遊び場で人工芝に乗せたとき、我が子は完全にフリーズしていました。

四つ這いの姿勢のまま固まり、

片手を持ち上げ、

「絶対に触りたくない」

という表情をしていたのです。

その記憶が夫婦の頭に残っていました。

「もしかして……」

ということで、コードの上に人工芝マットを設置。

即席の侵入防止エリアが完成しました。

そして運命の瞬間

しばらくすると、我が子がいつものようにハイハイで近づいてきました。

そして人工芝に到達。

次の瞬間。

止まった。

見事なくらい止まった。

以前ショッピングモールで見た反応とほぼ同じです。

嫌そうな顔。

片手を上げる。

動かない。

まるで、

「またお前か……」

と言っているようでした。

助けを求める視線

さらに面白かったのはその後です。

人工芝の前で固まったまま、

そっとこちらを見ました。

明らかに助けを求めています。

「これどうすればいいの?」

そんな顔です。

しかし親は見守ることにしました。

すると数十秒後。

泣き始めました。

進みたい。

でも触りたくない。

そんな葛藤があったのかもしれません。

裸足で感じる世界

今回改めて感じたのは、赤ちゃんは私たちが思っている以上に感触の違いを認識しているということです。

フローリング。

マット。

カーペット。

人工芝。

大人なら気にも留めない違いですが、赤ちゃんにとっては大きな違いなのでしょう。

研究でも、赤ちゃんはさまざまな感覚を通して周囲の環境を学んでいくことが分かっています。

裸足で過ごすことや、いろいろな素材に触れることは、その経験を増やす機会にもなります。

あの日の経験は覚えていたのかもしれない

もちろん、本当に覚えていたのかは分かりません。

ただ、ショッピングモールで人工芝にフリーズした我が子が、数日後に再び人工芝を前にして同じような反応を見せた姿を見て、

「あの日の経験はちゃんと積み重なっているのかもしれないな」

と感じました。

ハイハイ期は移動能力が伸びる時期。

それと同時に、たくさんの感覚を学ぶ時期でもあります。

親としては台所への侵入を防ぎたかっただけなのですが、思わぬ形で我が子の成長を感じることができた出来事でした。