トムパパの好奇心日記

日常の中で見つけた小さな好奇心を、トムと一緒に楽しんでみませんか?

ハイハイ期に経験させたい10のこと|赤ちゃんの世界を広げる大切な体験

先日、ショッピングモールの遊び場へ我が子を連れて行きました。

最近ハイハイが始まったので、広い場所でたくさん動いてもらおうと思ったのです。

ところが、人生初の人工芝にまさかの完全フリーズ。

四つ這いの姿勢で固まり、片手を上げて少しでも芝生に触れないようにしていました。

親としては、

「せっかく来たのに全然動かないな」

と思ったのですが、帰宅後に調べてみると、その反応も立派な成長の一部だということを知りました。

赤ちゃんはハイハイをしながら、ただ移動しているだけではありません。

さまざまな感触に触れたり、新しい景色を見たり、初めての環境を観察したりしながら、少しずつ世界を学んでいきます。

そこで今回は、

「ハイハイ期に経験させると良いことって何だろう?」

という疑問から調べた内容と、我が家の体験を交えながら、ハイハイ期に経験させたい10のことをまとめてみました。

なぜハイハイ期の経験が大切なの?

赤ちゃんは生まれてからしばらく、自分で好きな場所へ移動することができません。

しかしハイハイを獲得すると、自分の意思で世界を探索できるようになります。

研究では、移動経験が増えることで探索行動が活発になり、周囲の環境との関わり方や空間の理解が発達していくことが示されています。

つまりハイハイ期は、

「移動できるようになった」

だけではなく、

「自分で学び始める時期」

とも言えるのです。

1. 芝生に触れる

天然芝でも人工芝でも構いません。

大人にとっては普通の感触でも、赤ちゃんにとっては未知の世界。

我が家の息子は完全にフリーズしました。

しかし、それも新しい感覚を学ぶ大切な経験だったのだと思います。

https://tom-papa.com/entry/baby-first-grass

2. 葉っぱや花に触れる

公園にはさまざまな植物があります。

葉っぱ一枚とっても形や感触はさまざま。

触れてみるだけでも立派な感覚遊びになります。

3. 鏡を見る

赤ちゃんは鏡が大好きです。

最初は自分だと分からなくても、

「この子は誰だろう?」

と興味津々。

笑顔や動きを観察しながら楽しめます。

4. 小さな段差を越える

クッションや座布団など、安全な段差を乗り越える経験もおすすめです。

どうやって手足を使えば進めるのかを自然と学びます。

5. 絵本を自分で触る

読み聞かせだけではなく、

  • めくる
  • 叩く
  • つまむ

といった行動も大切な経験です。

赤ちゃんは遊びながら手先の使い方を覚えていきます。

6. ボールを追いかける

転がるボールを目で追い、体を動かして追いかける。

シンプルですが、

「目で見て」

「考えて」

「動く」

という経験につながります。

7. 裸足で過ごす

安全な環境であれば、裸足で過ごす時間もおすすめです。

フローリング。

畳。

マット。

芝生。

それぞれ違う感触があります。

足の裏も大切な感覚器官のひとつです。

8. 他の赤ちゃんを見る

児童館や遊び場へ行くと、他の赤ちゃんと出会えます。

一緒に遊ばなくても、

じっと見たり、

近づいてみたり、

それだけで良い刺激になります。

9. 外の音を聞く

風の音。

鳥の声。

電車の音。

車の音。

家の中だけでは得られない刺激がたくさんあります。

大人が思っている以上に、赤ちゃんは周囲をよく観察しています。

10. 初めての場所へ行く

個人的にはこれが一番大切だと思います。

公園でもいい。

図書館でもいい。

ショッピングモールでもいい。

初めての場所には、初めて見るものや初めて触るものがあります。

それらすべてが赤ちゃんにとって学びになります。

大切なのは「できた」より「経験した」

親としては、

「いっぱいハイハイした!」

「楽しそうだった!」

という結果を期待してしまいます。

私も人工芝の上を元気に動き回る姿を想像していました。

しかし実際は完全フリーズ。

それでも今振り返ると、あの日の経験は無駄ではなかったと思います。

赤ちゃんの頭の中では、

「これは何だろう?」

「今までと違う!」

「触っても大丈夫かな?」

と、一生懸命考えていたはずです。

大切なのは上手にできたことではなく、新しい体験に出会うこと。

ハイハイ期は、赤ちゃんが自分の力で世界を広げていく特別な時期です。

これからも我が子の「初めて」に付き合いながら、一緒にたくさんの発見を楽しんでいきたいと思います。

 

我が家が実際に人工芝デビューしたときの様子はこちら。まさかの完全フリーズでした(笑)

https://tom-papa.com/entry/baby-first-grass

参考文献

  • Adolph KE. Learning in the Development of Infant Locomotion. Monographs of the Society for Research in Child Development. 1997.
  • Hoch JE, Rachwani J, Adolph KE. Where Infants Go: Real-Time Dynamics of Locomotor Exploration in Crawling and Walking Infants. Child Development. 2020.
  • Clearfield MW. The Role of Crawling and Walking Experience in Infant Spatial Memory. Journal of Experimental Child Psychology. 2004.
  • Piaget J. The Origins of Intelligence in Children. International Universities Press.