
ベビーゲートに変えてから、気づけば3日ほどが経ちました。
ベビーベッドを卒業し、プレイマットとお布団の生活へ。
ほんの数日前までは、「ここでちゃんと寝てくれるかな?」と少し不安もありましたが、いざ始めてみると意外とすんなり受け入れてくれて、親としてはひと安心。
むしろ「こうやって少しずつ成長していくんだな」と、しみじみとした気持ちになる時間が増えました。
そんな中で、ここ数日の大きな変化といえば——
そう、“寝返り”です。
これまでどこかぎこちなかった動きが、ここにきて一気にレベルアップ。
気づけば「コロン」と軽やかに転がり、「あれ?」と思った次の瞬間にはもう反対側へ。
まるで小さな丸太のように、あっちへコロコロ、こっちへコロコロ。
プレイマットの上を自由自在に転がる姿は、見ているだけで思わず頬がゆるんでしまいます。
「こんなに上手にできるようになったんだなぁ」と、成長のスピードに驚かされる毎日。
あのぎこちなさはどこへいったのかと思うほど、今では立派な“コロコロ職人”です。
……ただし。
この成長、ひとつだけ大きな問題を連れてきました。
それが、「寝るとき問題」です。
夜、そろそろ寝かしつけの時間。
仰向けで布団に寝かせて、「さあ寝ようね」と見守っていると——
数秒後。
ゴロン。
あっという間にうつ伏せへ。
いや、早い。
判断が早すぎる。
「まあ、そのまま寝るならいいか」と最初は思いました。
一般的には、寝返りができるようになれば多少うつ伏せになっても大丈夫とも言われますし。
でも、ここで我が子の“個性”が発動します。
うつ伏せでは、寝られない。
完全に覚醒モードに入ります。
うつ伏せのまま、顔を上げてキョロキョロ。
「ここはどこだ?」と言わんばかりに周囲を見渡し、なぜかテンションはやや高め。
しばらくすると、
ハフ…ハフ…
と、なんとも言えない息遣いで頑張り続けます。
いや、もう休んでいいんだよ。
と思いつつ見守っていると、やがて限界が訪れます。
そして——
「うわあああああ!!」
助けを求める大号泣。
いやいやいや。
さっきまで自分で転がってたよね?
むしろめちゃくちゃ楽しそうだったよね?
と、思わずツッコミたくなる展開。
しかも厄介なことに、寝返り返りも“できる”のです。
できるのに、やらない。
なぜなのか。
その場で解決できるスキルはあるのに、あえて使わないスタイル。
まるで「これはパパとママの出番でしょ?」と言わんばかりの呼び出し。
結果、私たちは毎回こうなります。
泣く → 駆けつける → 仰向けに戻す → 少し落ち着く → ゴロン → うつ伏せ → 泣く
完全にループです。
「そのままうつ伏せで休めばいいじゃん」
「いや、寝返り返りすればいいじゃん」
そんな大人の理屈は、もちろん通用しません。
本人の中ではきっと、
「転がるのは楽しい」
「でも、この姿勢で寝るのは違う」
「戻るのは……なんか違う」
という、繊細なこだわりがあるのでしょう。
赤ちゃんなりの“哲学”を感じます。
それにしても、ついこの前まではただ仰向けで寝ていたのに、今では自分の意思で動き、状況を変え、そして困って助けを呼ぶ。
その一連の流れを見ていると、確実に「できること」が増えているのを実感します。
大変さは確かに増えました。
夜中に何度も呼ばれることもあります。
でも同時に、それ以上に感じるのは——
「成長しているんだな」という嬉しさです。
とはいえ、正直な本音も少しだけ。
どうか我が子よ。
寝るときくらいは、
仰向けのまま静かに眠る準備をしてくれないだろうか。
せめて、寝る直前のゴロンは控えめに…。
そんなささやかな願いを胸に、今日もまたコロコロ職人との攻防戦が始まります。
この時期、きっとあとから振り返れば「あの頃は大変だったけど可愛かったな」と思う瞬間になるはず。
そう信じて、今日も我が子の成長を楽しみながら、ゆるく付き合っていこうと思います。