トムパパの好奇心日記

日常の中で見つけた小さな好奇心を、トムと一緒に楽しんでみませんか?

【パパ157日目】看護師さんを完全マーク…我が子の学習能力が想像以上だった日

今日は我が子の予防接種、BCGの日でした。

前回の予防接種では、腕を押さえられた瞬間に大泣きしていた我が子。あのときの様子がしっかり頭に残っているのか、今回はきっと同じ流れになったら警戒するだろうな、と予想しながら病院へ向かいました。まだ小さいとはいえ、最近の我が子は学習能力がぐんぐん上がってきているように感じます。「嫌なこと」をしっかり覚えているのではないか、そんな思いがありました。

受付を済ませて待合室に座ると、周りをキョロキョロ観察していました。いつも通りの様子かなと思っていたのですが、看護師さんが近くを通った瞬間、表情が一変しました。ほんの少し口をへの字にして、「うえっ…」というような顔。まだ何もされていないのに、すでに警戒モードです。

さらに面白かったのは、その後の動きです。看護師さんが通るたびに、我が子は顔をぐいっと向けて、じーっと疑いの目で見つめます。まるで「あの人、さっきの人じゃない?」と確認しているようでした。そして看護師さんが右側を通れば首を右に、左を通れば左にと、右に左に右に左にと首をフリフリ。まるで観戦中のテニスの観客のような動きで、必死に目で追っていました。まだ何も始まっていないのに、完全に警戒態勢です。

その様子に気づいた看護師さんも思わず苦笑い。ついには我が子の視界に入らないよう、少し離れて様子を見るという状況に。結果として、「我が子の背後から見守る看護師さん」という、なんとも不思議な構図が完成しました。ここまで警戒されるとは、看護師さんも少し驚いていたようでした。

いよいよ接種の時間になり、診察室へ。看護師さんに手を押さえられながら座った瞬間、やはり「来た…」という表情になりました。でも泣きません。ただ、じーっと見る。かなりの至近距離で、ものすごく真剣な表情です。あとから「疑いの目で見てたね」と言われましたが、まさにその通りでした。「この人、また何かする人だ…」とでも思っているような視線でした。

その一方で、お医者さんが様子を見に来ると、そこまで警戒しません。ドクターが「かわいいな」「いい子だね」と声をかけてくれたときも、泣くことなくじっと観察していました。むしろ落ち着いている様子です。どうやら我が子の中では、「白衣の人が怖い」のではなく、「押さえてくる人が怖い」という判断になっているようでした。

BCGの接種は、一般的な注射とは少し違い、腕にスタンプのように押し当てる方法です。準備が進む間も、我が子は看護師さんを見続けています。完全にマークされています。ちょっと動くだけでも視線が追いかけてくるので、看護師さんも少し困った様子でした。

そしていよいよ接種。押さえられた瞬間、表情がさらに真剣になります。それでもやはり泣かない。ただただ見つめる。あまりの凝視に、こちらが少し笑ってしまいそうになるほどでした。終わったあともすぐには泣かず、状況を理解しようとしているような顔。少し遅れてから「うぇ…」と小さく声を出しましたが、大泣きにはなりませんでした。

接種が終わって抱っこすると、ようやく安心したのか表情が少し柔らぎました。それでも診察室を出るまで、看護師さんの動きを目で追っていました。最後まで警戒は解けていなかったようです。

こうして振り返ると、前回の経験をしっかり覚えていて、それをもとに警戒していたように感じます。まだこんなに小さいのに、人の顔や状況を記憶して判断しているのだと思うと、その成長に驚かされました。泣くだけでなく、「観察して警戒する」という新しい反応が見られたのも印象的でした。

きっと我が子の中では、「僕の体を押さえてくる嫌な人」という認識がしっかり出来上がっているのでしょう。それでも最後まで大きく泣かなかったのは、本当に頑張った証拠だと思います。

学習能力の高さと、警戒心の芽生えを感じた、BCG予防接種の日でした。