トムパパの好奇心日記

日常の中で見つけた小さな好奇心を、トムと一緒に楽しんでみませんか?

【パパ152日目】今日はいけると思ったら、本当にいけた日

今日は、我が家にとってちょっとした記念日になりました。

たぶん、外から見ればささやかな出来事かもしれません。でも、毎日子どもの寝かしつけに格闘している身からすると、大きな一歩。そんな一日の記録です。

朝はいつも通り…のはずでした。

ところが、様子が少し違いました。普段なら、午前中に何度かうとうとと昼寝をしてくれる我が子が、今日はなかなか寝付けません。

抱っこしても、ゆらゆらしても、少し目を閉じたかと思えば、すぐにパチッと目を開ける。まるで「今日は寝ない日」と決めているかのようでした。

結局、朝からの睡眠は20分ごとに目を覚ます細切れ状態。時計を見るたびに「また起きた…」と小さくため息。

午前中はほとんどまとまって寝ることができませんでした。眠そうにしているのに眠れない様子で、機嫌もどことなく不安定。こちらも抱っこしたり、あやしたり、少し置いてみたりと、いろいろ試しながら過ごしました。

午後に入っても状況は大きく変わらず。

お昼を過ぎても、すやっと眠ることができず、ぐずぐず、うなうな。目はとても眠そうなのに、うまく眠りに入れない。

まるで「眠いのに寝方が分からない」とでも言っているようでした。こういう日は親も少しソワソワします。夜に影響しないかな、体調は大丈夫かな、といろいろ考えてしまいます。

しかし、そんな中でふと一つの考えが浮かびました。

「今日はチャンスかもしれない。」

というのも、我が子は新生児の頃から、昼寝はほぼ抱っこ限定。抱っこしていれば寝るけれど、布団に置いた瞬間に目が覚める、いわゆる“背中スイッチ”が非常に敏感なタイプでした。

何度挑戦しても失敗し、気づけば「昼寝=抱っこ」というスタイルが定着していました。

でも、今日は違う。明らかに疲れ切っている。眠気がピークに達している様子。もしかしたら、今なら抱っこじゃなくても寝てくれるかもしれない。

そんな淡い期待が湧いてきました。

そこで、思い切って挑戦してみることにしました。

目標は、ベビーベッドからの卒業。そして、平らな布団での睡眠です。

まずは部屋の環境を整えました。カーテンを少し閉めて、明るさを落とす。音もできるだけ静かに。いつもの昼寝前の雰囲気を意識して準備しました。

そして、眠そうにしているタイミングを見計らい、そっと布団へ。

正直、置いた瞬間に泣くと思っていました。これまでの経験上、ほぼそうだったからです。なので、すぐ抱き上げられるように、心の準備も万端。

……ところが。

泣かない。

少しモゾモゾと動きましたが、大きな声は出さない。こちらも息を止めるようにして見守ります。

手をバタバタさせながらも、徐々に動きがゆっくりになっていく。そして、目が閉じていきました。

「え、寝た?」

思わず心の中で声が出ました。信じられず、しばらくその場から動けません。寝息も聞こえる。完全に眠りに入っています。

さらに驚いたのはここからでした。

10分経過。

20分経過。

30分経過。

まだ寝ている。

普段ならこのあたりで一度目を覚ますことが多いのですが、今日は違いました。体勢を少し変えることはあっても、再びスーッと眠りに戻る。

まるで、自分で眠りをつないでいるかのようでした。

そして、気づけば1時間。

ここまでくると、こちらのほうが落ち着きません。「もうそろそろ起きるかな」「いや、まだ寝てる…」と何度も確認してしまいます。

結局、なんと約2時間もの間、布団の上でぐっすり眠ってくれました。

これは我が家にとって、かなりの快挙です。

新生児の頃から、昼寝は抱っこが当たり前。腕がしびれたり、動けなかったり、それもまた育児の一部として受け入れてきました。

でも、こうして自分で布団の上で眠れるようになった姿を見ると、「成長しているんだな」としみじみ感じます。

寝顔を見ながら、なんだか少し感動してしまいました。

たった一回の成功かもしれないし、明日はまた抱っこに戻るかもしれません。それでも、「できた」という経験ができたことは大きな一歩だと思います。

もしかすると、これをきっかけに少しずつ布団での昼寝が増えていくかもしれない。そう考えると、これからの変化が楽しみになります。

もちろん、抱っこで寝る時間も大切なスキンシップの一つ。完全に卒業する必要はないと思っています。

ただ、選択肢が増えたことが嬉しい。親の負担が少し軽くなるという意味でも、とてもありがたい変化です。

今日はたまたま疲れが重なっただけかもしれません。でも、その「たまたま」を逃さず挑戦してみて良かった。

育児はタイミングの積み重ねだな、と改めて感じました。

これからも焦らず、無理せず、我が子のペースに合わせながら、少しずつ成長を見守っていきたいと思います。

そして、今日という日は――

「抱っこじゃなくても眠れた日」

そんな記念日として、心に残しておこうと思います。