パパ111日目から119日目まで。
この1週間、私は戦線離脱していました。
原因は――インフルエンザ。
最初は「ちょっとだるいな」くらいだったのに、あれよあれよと高熱。
立つのもしんどい。頭はぼーっとする。関節は痛い。
ああ、これは本気のやつだ、とすぐに悟りました。
熱は数日で下がったものの、そこからが長かった。
とにかく食欲が湧かない。
お腹は空いている“はず”なのに、食べたいと思えない。
おかゆを前にしても、「うん、気持ちはありがたい。でも今はちょっと…」という状態。
体力が戻らないから、気力も戻らない。まさに負のループでした。
そして今回いちばん大変だったのは、家庭内隔離。
家族にうつさないため、私は個室に幽閉。
食事はドア前にそっと置かれ、回収も静かに行われる。
なんだろう、この見覚えのある感じ……そう、軽い取調室生活。
でもその徹底ぶりのおかげで、家族には感染せずに済みました。
それだけは本当に良かった。
ただ、隔離生活の中で痛感したことがあります。
仕事のあれやこれや。
家族のあれやこれや。
日常って、止まらない前提で回っている。
自分が倒れると、その歯車が一瞬止まる。
「自分がいなくても回る」とも言えるし、
「自分が元気だからこそ回っていた部分もある」とも言える。
健康って、目に見えないけれど、
たぶん我が家でいちばん重要な“基盤”なんだと思いました。
資産形成とか、家計管理とか、将来設計とか。
いろいろ考えるけれど、まずは健康。
熱で寝込んでいるときは、株価もNISAもどうでもよくなります。人間、単純です。
1週間、ただひたすら体調を整える日々。
よく寝て、無理せず、焦らず、少しずつ戻す。
その時間はある意味、強制的に立ち止まらされた時間でした。
そして今。
体調はほぼ回復。
でももう、インフルエンザはこりごりです。本当に。
来年はワクチンも早めに打とう。
手洗いも、もう少し真面目にやろう。
「大丈夫だろう」は、大丈夫じゃない。
健康第一。
パパ119日目、ようやく日常へ復帰。
当たり前に動ける体って、ありがたい。
…それでも、あのおかゆの味のなさだけは、しばらく思い出したくありません。