今日は予防接種の日。
私は行けなかったけれど、あとから様子を聞いた。
最初の1本目は、きょとんとした顔でなんとか耐えたらしい。
ところが、反対の腕を打つために袖をまくった瞬間、とんでもない高音で泣き始めたという。
「ギャー!」というより、「ピー!」に近い声。
一本目で何かを理解したのだと思う。
さっきのチクッとした感覚。
押さえられる腕。
目の前の大人たちの動き。
それらが頭の中でつながって、「また来る」と分かったのかもしれない。
ただの反射ではなく、経験が次につながっている。
小さな体で、ちゃんと学んでいるのだなと思う。
最近は哺乳瓶も認識している様子がある。
見ると表情が変わり、口を動かして準備を始める。
「あ、ミルクだ」と分かっているように見える。
父と母の違いも、少しずつ分かってきている気がする。
抱っこされたときの反応が、前よりはっきりしてきた。
今日の注射も、きっとまた一つの経験として積み重なったはずだ。
痛みは一瞬でも、覚えることはたくさんある。
泣き声は大きかったけれど、それだけちゃんと感じているということ。
そう思うと、成長の一場面だったのだなと感じる。