トムパパの好奇心日記

日常の中で見つけた小さな好奇心を、トムと一緒に楽しんでみませんか?

菅前首相の引退ニュースを見て、ふと湧いてきた気持ちの話


先日、菅義偉前首相が政界を引退するというニュースを見ました。
画面に映るその姿を見た瞬間、正直なところ「はい、いよいよか」と、静かに思いました。

ここ最近、テレビや動画で菅前首相を拝見すると、どこかとてもお疲れのように見えていました。表情も硬く、顔色もあまり良くないように感じることが多く、「相当無理をされてきたんだろうな」と、勝手ながら心配していたところでした。

だから今回の引退の報道を知ったとき、驚きよりも先に浮かんだのは、
「本当にお疲れ様でした」という言葉でした。

菅前首相が総理大臣だった期間は、決して長くはありません。
ただ、振り返ってみると、不思議と「生活に関わること」をいくつも思い出せる首相だったな、という印象があります。

たとえば、不妊治療の保険適用です。
これは子育て世代にとって、決して遠い話ではありません。周囲を見渡しても、不妊治療に向き合ってきたご家庭は少なくなく、費用の問題や精神的な負担の大きさを耳にすることもありました。

「治療したい気持ちはあるけれど、金銭的に簡単ではない」
そんな現実に対して、国として一歩踏み込んだ姿勢を示したことは、当事者の方にとって大きな支えになったのではないかと思います。

もう一つ、よく覚えているのが携帯電話料金の引き下げです。
毎月必ずかかる通信費が下がるというのは、派手さはありませんが、家計にはじわじわと効いてきます。

「気づいたらスマホ代が前より安くなっていた」
そんな実感を持った方も多いのではないでしょうか。トムパパ的にも、これは素直に「助かるなあ」と感じた政策の一つでした。

菅前首相のやってきたことを振り返ると、大きな理想を掲げて格好いい言葉を並べるというよりも、
「今、困っているところを少しでも何とかする」
そんな現実的な仕事が多かったように思います。

官房長官時代から、前に出て目立つタイプではありませんでしたが、その分、裏で淡々と物事を進める仕事人という印象がありました。
正直、説明が少なくて分かりにくいな、と思ったこともあります。でも、それでも「何をやったか」で見ると、ちゃんと結果が残っている政策が多いと感じます。

世の中の評価は、本当にさまざまです。
厳しい声があったのも事実ですし、全てがうまくいったわけでもないでしょう。
それでも個人的には、「生活に関係あることを、現実的に前に進めてくれた首相」という印象が強く残っています。

正直な話をすると、岸田首相や石破首相と比べたとき、
「菅前首相って、結構仕事してくれてたよなあ」
と思ってしまう自分がいます。

少なくとも、「あの人、何やってたっけ?」ではなく、
「ああ、あれをやってくれた人だ」
と、すぐに思い出せることがいくつもあります。

政治の世界は、どうしても派手な言葉や対立が注目されがちです。
でも、時間が経って振り返ったときに、生活の中にちゃんと残っているものがあるかどうかは、とても大切なことだと思います。

菅前首相は、ヒーローのような政治家ではなかったかもしれません。
けれど、地味で、愚直で、現実を見て動くタイプの政治家だったのではないでしょうか。

今回の引退のニュースを見て、批判や評価を並べる気持ちよりも、
「よくここまで走り切りましたね」
そんな温かい気持ちのほうが自然と湧いてきました。

改めて、
ありがとうございました。
そして、本当にお疲れ様でした。

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