
最近、ニュースやSNSで
「子ども向けNISAができるらしい」
という言葉を見かけるようになった。
ジュニアNISAは終わったはずだし、
新NISAは大人向けの話だと思っていたので、
正直なところ「また名前が似てる制度が増えたな…」というのが最初の感想だった。
でも、よくよく調べてみると、
これは子育て世代にとってわりと本気で知っておいた方がいい話だと感じた。
子どもNISAは「ジュニアNISAの進化版」
まず押さえておきたいのは、
今回検討されている**子どもNISA(正式名称は未定)**は、
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すでに終了した「ジュニアNISA」の代わり
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ただし、欠点をかなり改善した制度
という位置づけだということ。
ジュニアNISAは、
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年間80万円まで投資できる
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利益は非課税
という点では魅力的だったものの、
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原則18歳まで引き出せない
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非課税期間が限られている
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使い勝手が悪い
といった理由で、正直あまり広まりきらなかった。
その反省を踏まえて、
「もっと現実的に使いやすくしよう」
という流れで生まれたのが、今回の子どもNISAだ。
今わかっている子どもNISAの概要
※以下は、現時点で公表・報道されている内容をもとにした整理。
対象
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0歳〜17歳までの未成年
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口座名義は子ども
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実際の管理・運用は親(または祖父母)
投資できる金額
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年間60万円程度が想定されている
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生涯投資枠は 600万円前後になる見込み
ジュニアNISAより年間枠は少し下がるが、
その分、制度がシンプルになる方向だ。
非課税期間
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無期限になる見込み
これはかなり大きなポイントで、
「いつ売らなきゃいけないか」を気にしなくていい。
投資できる商品は?
子ども向けという性格上、
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個別株
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レバレッジ商品
といった“尖った商品”は対象外になる可能性が高い。
その代わり、
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全世界株式
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米国株式
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バランス型ファンド
など、長期・積立向けの投資信託が中心になると考えられている。
トムパパ的には、
「変に選択肢が多すぎない方が、むしろ安心」
という印象だ。
いつから始まるの?
現時点では、
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2026年度〜2027年ごろ開始予定
とされている。
まだ正式決定前の部分も多く、
制度名や細かいルールは今後詰められる段階だ。
ただし、
「子ども向けの非課税投資制度を作る」
という方向性自体は、かなり固まっている。
親として気をつけたいポイント
子どもNISAは、
「やれば必ず得する魔法の制度」ではない。
当然ながら、
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元本割れの可能性はある
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相場の上下は避けられない
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子ども名義=子どものお金
という前提を忘れると、あとで困る。
だからこそ大事なのは、
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短期で使う予定のお金は入れない
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教育資金など、時期が決まっているお金は慎重に扱う
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親の期待で勝手にリスクを取りすぎない
このあたりの線引きだと思っている。
なぜ「児童手当」と相性がいいのか
ここで一つ、
トムパパが「これは相性いいな」と感じたのが、児童手当だ。
児童手当は、
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もともと子どものためのお金
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毎月定期的に入ってくる
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使わなくても生活が破綻しにくい
という特徴がある。
つまり、
生活に直結しない
でも、将来には確実に役立つお金
これを、
長期前提の子どもNISAに回すという考え方は、
かなり理にかなっている。
次の記事で考えたいこと
ここまで調べて、
トムパパの中で一つの疑問がはっきりした。
「じゃあ実際、児童手当を全部投資したら、
いくらくらいになるんだろう?」
平均利回りは7〜9%と言われているけれど、
子どもの進学資金として考えるなら、
もう少し慎重に見た方がいい気もする。
そこで次の記事では、
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オールカントリーを使って
-
あえて**年5%**という低めの利回りで
-
0歳から大学入学まで
どれくらいの金額になるのかを、
現実的な目線でシミュレーションしてみたい。
子どもNISAは、
「お金を増やす制度」というより、
子どもの選択肢を減らさないための制度
だと、今は感じている。
さて、
児童手当は本当に“未来のお金”になり得るのか。
次は、数字で見てみようと思う。