こんにちは、トムです。
最近ニュースを見ていて、ふと感じたモヤモヤがありまして、今日はそのことについて書いてみようと思います。
タイトルにもある通り、子ども・子育て支援金制度の話です。ここ最近、SNSでも「これ実質独身税じゃないの?」なんて言われていますよね。実は私もそのニュースを見て、「またかよ…」と思ったひとりです。
でも今回、改めてちゃんと調べてみたら、**「あれ、まだ徴収は始まってないのか」**という事実もわかったので、その辺りも含めてまとめてみます。
■そもそも「子ども・子育て支援金制度」って何?
まず簡単に説明すると、この制度は少子化対策の財源を確保するために、新たに設けられるお金の仕組み。
具体的には、児童手当の拡充や妊婦さんの支援、育児給付金の創設などを行うために、医療保険料に上乗せする形で支援金を徴収するというものです。
金額としては、1人あたり月額250円〜450円程度が見込まれていて、保険料と一緒に引き落とされる形になります。
■SNSで広がる「実質独身税」論争
この制度が発表されたときから、SNSでは
「子どもがいない人には恩恵ないのに負担だけさせるの?」
「実質独身税だろ」
という声が相次ぎました。
たしかに、子育て世帯には直接的な支援が手厚くなる一方で、子どもを持たない世帯や独身の人には直接的なメリットはありません。
そのため「独身税」と揶揄されるのも無理はない、というのが私自身の正直な気持ちでした。
■三原大臣「独身税ではない」と反論
こうした声に対して、こども政策担当の三原じゅん子大臣が反論しました。
「これは独身税ではないし、そう言い換えるのは誤解」
とのこと。
大臣の説明によると、子ども・子育て支援金は将来的に社会保障を支える子どもたちを社会全体で育てるためのもの。だから、全世代型の制度であって、独身の人にだけ負担を強いるものではない、という説明でした。
■で、もう徴収は始まってるの?
ここで僕も「え、もう徴収されるの?」と気になったので調べてみました。
結果から言うと、まだ始まっていません。
2025年4月から始まるのは、子育て支援の施策の拡充や運用の開始。たとえば、
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児童手当の拡充(高校生まで、所得制限の撤廃)
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育児給付や出生後支援給付の創設
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育休中の給付金支給や時短勤務手当の拡充
といった制度が、この2025年度から本格的に始まるわけです。
実際に支援金の徴収がスタートするのは2026年4月(令和8年度)から。
まだ1年弱、猶予があるというわけです。
■なぜこんなに反発されるのか?
この制度にここまで反発が強い理由は、日本国民の税負担感の強さとこれまでの少子化対策の成果がイマイチだったことが大きいと思います。
実際、日本の社会保険料はここ数年でじわじわと上がり続けていますし、消費税も10%。手取りは減っていく一方で、「これ以上取られるのかよ…」という感覚は多くの人が抱いているはずです。
さらに、これまでの少子化対策も決して成功しているとは言い難い。
出生数は年々減少していて、2023年には過去最少を更新。何度も「少子化対策」「子育て支援」と言われながら、結果が伴わない状況です。
そんな中で「新たに徴収」となると、「どうせ効果ないのに取るだけ取られるんだろ?」と感じてしまうのも無理はないですよね。
■支援金なら控除で調整できないの?
個人的に思うのは、もし本当に子育て支援のための財源が必要なら、支援金の徴収じゃなくて控除で調整する方法もあるんじゃないかということ。
たとえば、今でも子育て世帯には扶養控除や児童手当があるんだから、そっちを拡充する形にして、財源は高所得層への課税強化などで補うとか、社会保険料の負担割合をもう少し公平にするなど、やり方はいろいろある気がします。
今のままだと、「取られる側」と「恩恵を受ける側」がはっきり分かれてしまって、国民の納得感を得るのは難しいと思います。
■少子化対策、成果を見せてから徴収してほしい
そしてもうひとつ。どうせまた新しい制度を作るなら、まず過去の対策で何が効果があって、何がダメだったのかをきちんと公表して、次の施策の説得力を持たせてほしいんです。
「これだけやったけどダメでした。でも今回の施策はこれが違うから期待できる」
くらいの説明がないと、また「どうせうまくいかないのに負担だけ増える」と思われても仕方ない。
せめて、効果の検証と説明責任を果たしてから負担を求めるべきじゃないかなと。
■まとめ
今回の子ども・子育て支援金について、まとめるとこんな感じです。
✅ 2025年4月から支援施策の本格開始
✅ 実際の「支援金徴収」は2026年4月から
✅ 負担感が強く、SNSでは「独身税」と揶揄
✅ 大臣は否定するも、説明不足で誤解拡大
✅ 負担するなら控除なども活用し、納得感を
✅ 過去の対策の効果検証・説明も必要
僕も子どもがいてもいなくても、将来の社会保障を支えるのは必要だと思うし、そのために負担を求められるのも仕方ない部分はあると思います。
でも、納得できる説明と効果の見える施策、そして負担と恩恵のバランス。これをもう少し丁寧に設計してもらえないものかなと、心から感じました。
またこういうモヤモヤしたニュースがあれば、その都度ここで書き残していこうと思います。
それでは、また次回の日記で!