
こんにちは、トムです。
最近テレビを見ていたら「こども家庭庁が7兆円超の予算で少子化対策を強化」というニュースが流れてきました。正直言って、そんなにお金を使ってるのに少子化が改善している実感もないし、具体的に何に使われているのかもよく分かりません。
でも「知らないのに批判するのは良くないな」と思い、今回は自分なりに調べてみることにしました。調べてみると、意外な発見や今の状況の厳しさがよく見えてきたので、その内容をまとめてみたいと思います。
📊 2025年度のこども家庭庁予算は約7兆円超え
まず驚いたのが、2025年度のこども家庭庁の予算規模です。
この2つを合わせると、約7兆3,270億円。2024年度よりも約1兆円も増額されていて、国としても少子化対策に本気で取り組んでいることは分かります。
では、この巨額の予算はどのように使われているのか?
主な使い道を見てみると、以下のようになっていました。
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児童手当の拡充:18歳まで延長し、所得制限も撤廃。さらに3人目以降は月3万円へ増額。
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保育士の配置基準の見直しと処遇改善:保育士の働きやすさを改善し、待機児童の解消を目指す。
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医療的ケア児や虐待児童の支援、発達特性の子どもへの支援、こども食堂の支援 なども拡充。
こうしてみると、確かに子育て支援にしっかり取り組んでいることはわかります。
📉 しかし現実は厳しい…出生数・婚姻数の推移
問題は、この巨額の予算を投じても少子化の進行が止まっていないことです。実際のデータを調べてみると、次のような数字が並んでいました。
📌 出生数の推移
| 年度 | 出生数(人) | 前年比 |
|---|---|---|
| 2020 | 840,832 | -2.8% |
| 2021 | 811,604 | -3.5% |
| 2022 | 770,747 | -5.0% |
| 2023 | 758,631 | -1.6% |
| 2024 | 720,988 | -5.0% |
2024年も過去最少を更新し、出生数は72万人台まで減少しました。
📌 婚姻数の推移
| 年度 | 婚姻数(組) | 前年比 |
|---|---|---|
| 2020 | 525,507 | -12.3% |
| 2021 | 501,116 | -4.6% |
| 2022 | 489,281 | -2.4% |
| 2023 | 474,741 | -3.0% |
| 2024 | 499,999 | +5.3% |
2024年は久しぶりに婚姻数が50万組近くまで増えたものの、依然として戦後最低水準。
出生数も婚姻数も、この数十年で右肩下がりが止まらない状態です。
📌 少子化の要因と、予算の使い道への疑問
こうしてデータを並べてみると、「ちゃんと予算を増やして少子化対策してるのに、なんで出生数は減る一方なんだろう」と疑問が浮かびます。
もちろん、お金を出せばすぐに結果が出るような話ではないし、少子化は「結婚観の変化」「非正規雇用の増加」「教育費の高騰」「地方の衰退」「男女平等意識の進展」など複雑な社会背景が絡んでいます。
それでも、7兆円超もの予算を投じているなら、その成果や改善の兆しが数字として少しでも見えてきてほしい。今のところ、ニュースで「何をやっているのか」「どう効果が出ているのか」具体的に説明される機会も少なく、多くの国民が実感を持てずにいるのが現状です。
📙 まとめ
今回、自分で調べてみて感じたのは、**「知らずに批判するのは簡単。でも、知ってみると問題の複雑さも、国がやろうとしていることもわかる」**ということ。
こども家庭庁は決して何もしていないわけではないし、予算もしっかり増額して施策も強化している。ただ、その成果がまだ国民に伝わりにくい状況です。
テレビやネットで「少子化対策に7兆円」と聞いても、僕のように「何それ?本当に効果あるの?」と感じる人も多いと思います。そんなときは、一度データや実際の政策を調べてみると、少しずつ見えてくるものもあるなと実感しました。
少子化はすぐに結果が出る問題ではないけれど、今後どう変わっていくのか、引き続き気にしていこうと思います。
【参考リンク】
もしよかったら、皆さんも気になるニュースや制度があったら、一度調べてみてください。意外と「知らずに文句を言ってたこと」に気づくことも多いかもしれませんよ。